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2025.7.4

夏の猛暑で車を守る方法

夏の猛暑は車にとって過酷な環境をもたらします。
特に日本の夏は高温多湿のため、車内温度や車の外装・内装に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

また、エンジンやタイヤなど重要な部品にも負担がかかり、故障や劣化を早めることがあります。
ここでは、夏の猛暑で車を守るための具体的な対策を詳しく説明します。

1. 駐車時の対策

  • 直射日光を避ける駐車場所を選ぶ
    猛暑時には、車を日陰に駐車することが基本です。
    屋根付きの駐車場や木陰など、直射日光を避けられる場所を選びましょう。

    直射日光が車に当たる時間を短くすることで、ボディの塗装劣化や車内温度の上昇を抑えることができます。
    また、特に黒い車は熱を吸収しやすいので、日陰を見つけることがより重要です。

  • カーポートや簡易シェルターの設置
    自宅にガレージがない場合は、カーポートや簡易シェルターを設置することを検討してください。

    カーポートは紫外線や熱を遮る効果があり、車を保護するための優れた選択肢です。

2. 車内の温度上昇を防ぐ方法

  • サンシェードの活用
    車内の温度を下げるためには、フロントガラス用のサンシェードを使用することが非常に効果的です。

    特にアルミ製やUVカット機能付きのサンシェードを使用することで、日光の影響を大幅に軽減できます。
    また、後部座席の窓にも専用のシェードを取り付けるとより効果的です。

  • UVカットフィルムの取り付け
    窓にUVカットフィルムを貼ることで、紫外線を最大99%遮断することができます。

    これにより、車内温度の上昇を防ぎ、内装の劣化(ダッシュボードのひび割れや色あせ)を防ぐことが可能です。
    UVカットフィルムは専門業者に依頼するのがおすすめですが、自分で貼れるタイプも市販されています。

3. ボディを守るためのケア

  • カーカバーの利用
    駐車中に車全体を覆うカーカバーを使用することで、塗装面の紫外線ダメージを軽減できます。

    特に、UVカット機能のあるカーカバーを選ぶと、ボディの色あせや劣化を防ぐことが可能です。
    また、汚れや鳥のフン、樹液からも車を保護する効果があります。

  • ワックスやコーティングの定期的な施工
    夏前に車のボディにワックスやセラミックコーティングを施工することで、紫外線や熱から車を守ることができます。
    これにより塗装の光沢が保たれ、劣化を防止する効果が期待できます。

4. エンジンとバッテリーの保護

  • 冷却水とエンジンオイルの点検
    高温環境ではエンジンが過熱しやすくなります。
    そのため、冷却水(クーラント)が適切な量であることを確認し、必要に応じて補充してください。

    また、エンジンオイルが古い場合、夏の猛暑に耐えられずにエンジンの負担を増大させる可能性があります。
    夏前にオイル交換を行うのがおすすめです。

  • バッテリーの状態確認
    猛暑の影響でバッテリーが劣化しやすくなるため、定期的に電圧や接続部の状態をチェックしてください。
    特に古いバッテリーは突然寿命が尽きることがあるので、必要に応じて交換を検討しましょう。

5. タイヤのメンテナンス

  • 空気圧の定期チェック
    夏の路面温度は非常に高く、タイヤにかかる負担が増します。
    空気圧が低いとタイヤの温度がさらに上昇し、バーストのリスクが高まります。
    空気圧は適正値に保つよう、こまめに確認しましょう。
  • タイヤの溝やゴムの劣化に注意
    タイヤのゴムは高温に弱く、猛暑で劣化が進むことがあります。タイヤの溝が減っている場合やゴムにひび割れが見られる場合は、早めに交換してください。

    また、長期間車を使用しない場合は、タイヤの下に断熱材やゴムマットを敷くことで熱ダメージを軽減できます。

6. 車内のアイテム管理

  • 高温に弱いアイテムを持ち出す
    猛暑の車内では、電子機器(スマートフォン、ノートPC、バッテリー機器)やプラスチック製品が熱で故障や変形を起こすことがあります。

    また、飲料や食品も変質する可能性があるため、車内に長時間放置しないようにしましょう。

  • 断熱効果のあるマットやシートカバーを使用
    車内の座席やハンドルは直射日光で非常に高温になります。
    断熱効果のあるシートカバーやステアリングカバーを使用することで、快適性を保つことができます。

7. 換気とエアコンの正しい使い方

  • ドアや窓を開けて熱気を逃がす
    車に乗る前に窓やドアを開けて熱気を逃がすことで、エアコンの効率を上げることができます。

    特に猛暑の日には、車内の温度が50℃を超えることもあるため、この作業は重要です。

  • エアコンを効率よく使う
    エアコンを使用する際は、まず窓を少し開けた状態で冷風を出し、熱気を外に逃がしましょう。

    その後、窓を閉めて冷房を効率的に活用すると、車内を早く涼しくできます。


夏の猛暑で車を守るためには、適切な駐車場所の選択、車内温度の上昇を防ぐ工夫、エンジンやタイヤの定期的なメンテナンスが重要です。
また、サンシェードやカーカバー、UVカットフィルムなどのアイテムを活用することで、車の寿命を延ばし、快適に利用することが可能です。

これらの対策を組み合わせることで、猛暑による車へのダメージを最小限に抑えることができます。

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